【2025年版】加湿器おすすめランキング|寝室・卓上・小型モデルを徹底比較

加湿器おすすめランキング

どうも〜、ももんぬです〜。今回は「加湿器おすすめランキング」を紹介します〜。
乾燥で喉や肌がつらい、寝室ではできるだけ静かに使いたい、できればお手入れもラクがいい——加湿器ってシンプルなアイテムのように思えるけど、いざ選ぶ際には意外と気になるポイントが多いんですよね。

これから商品選びをはじめるという方の気持ちに寄り添えるように、公式スペックや実際に使った方のレビューを参考にしながら、ももんぬ視点でランキングを作ってみました。参考にしていただけたら嬉しいです〜。

※本記事で紹介しているモデルは、執筆時点(2025年9月)では主に2024年モデルを中心としています。メーカーによっては新品在庫が薄い場合や、中古・在庫限りでの販売となっているケースもあります。今年の新モデルも順次発表される可能性がありますので、最新ラインナップもあわせてチェックしてくださいね。

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれています。商品選びの参考にご活用ください。

目次

加湿器おすすめランキングの選考基準

まずは、このランキングをどのように作成したのか説明しておきますね~。

ももんぬ視点と言いつつ、皆さんが本当に知りたい情報を反映させるため、公式のスペックやECサイトのレビューを徹底的に分析しました。その結果、「メンテ(掃除の手間)」「静音」が後悔ポイントの1位、2位だったため、特に重みを置き、以下検索ワードのボリュームなども考慮しながら配点を決定しました。

配点
  • 配点一覧(合計100)
    メンテ:25/静音:20/省エネ:15/加湿:15/給水:10/安全:5/コスパ:10
  • 配点の決め方
    検索回数の多いワードをこだわり別にグループ化し、頻度が高い項目ほど重みを大きくして配点に反映。
採点基準
  • メンテ
    基本は構造と掃除頻度。
    上部給水/広口タンク/分解のしやすさ
    フィルターレスや取替トレイは加点。
    手間が増える要素は減点。
  • 静音
    基本は最小dB。
    20dB台=かなり静か、30dB前後=日常はOK、35dB超=存在感あり。
    静音モードや就寝配慮は加点。
  • 省エネ
    基本はメーカー公表の消費電力(強/標準/エコ)をベースに評価。
    加湿方式の特性を加味(気化>ハイブリッド>スチーム)。
    省エネ/自動運転の有無を加点。
    同クラスの加湿量ならワットが低い方を高評価。
  • 加湿
    基本は最大mL/h × 適用畳数。
    500–600で中部屋、700以上でリビング級。
    湿度自動/センサーで効率よく保てる機種は加点。
  • 給水
    基本は上部給水や“どっちも給水”を高評価。
    タンク外し式のみは中評価。
    タンクが小さすぎる=給水頻度が上がるため減点気味。
  • 安全
    非加熱は加点。
    ロック/転倒湯もれ防止/チャイルドロックなどの保護機構でさらに加点。
    スチームは安全装備の有無で評価が分かれる。
  • コスパ
    本体価格に消耗品と電力のランニングを足して見る。
    同等機能比で割安なら加点。
    消耗品の入手性が悪いなどは減点。

加湿器おすすめランキング|部門別No.1の発表

では、ここからはいよいよ、ランキング。部門ごとにおすすめモデルを紹介していきます!

今回は「総合バランス部門」「赤ちゃん・安全性部門」「大容量部門」「卓上・小型部門」「デザイン・インテリア部門」「メンテナンス簡単部門」の6つに分けて評価しました。

さらに、静音、省エネ性能が特に優秀だったモデルは「静音No.1」「省エネNo.1」としてオマケ枠で紹介していますので、自分が重視したいポイントに合わせてチェックしてみてくださいね~。

総合バランス部門|迷ったらコレ!静音・省エネ・加湿力の“総合力No.1”

第1位│シャープ HV-T55(ハイブリッド)

合計 86/100

メンテ:22/25点 静音:17/20点 省エネ:12/15点 
加湿:13/15点 給水:10/10点 安全:4/5点 コスパ8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:上からも外しても給水できる“どっちも給水”で置き場所を選ばず、広口タンクで掃除もラク。
  • 静音:静音モード時は約23dB。寝室でも気になりにくいレベル。
  • 省エネ:エコ運転で約24W。長時間運転でも電気代を抑えやすい。
  • 加湿:最大550mL/hで一人暮らし〜中部屋までしっかりカバー。
  • 給水:タンク容量約4.0L+どっちも給水で給水ストレスが少ない。
  • 安全:非スチーム方式でやけどリスクが低く安心。
  • コスパ:静音×省エネ×加湿力のバランスが良く、実売2万円台で納得感あり。

この機種が首位になったのは、「加湿器の面倒くさいあるある」の多くを解消しているからです。特に「どっちも給水」と広口タンクは、忙しい毎日の負担を減らすための絶対条件をクリアしており、継続して使い続けるための利便性が非常に高いと判断しました。

また、静音(23dB)だから寝室でも近くに置けるし、エコ運転(24W)だからつけっぱなしでも電気代を気にしなくてOK。「静かに」「安く」「手間なく」使いたい、ほとんどの家庭にピッタリの一台といえます。もしまだ加湿器選びに悩んでいる人がいたら、有力候補に推薦します!

スペック参照元:シャープ HV-T55 製品ページ

惜しかったアイリスオーヤマ AHM-HU55A(ハイブリッド)

合計 79/100

メンテ:21/25点 静音:14/20点 省エネ:9/15点 
加湿:13/15点 給水:10/10点 安全:4/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:上部給水式でタンクの着脱も可能。日常使いの手間が少ない。
  • 静音:最小運転音は約30dB台。寝室利用よりはリビング向き。
  • 省エネ:ハイブリッド式のため消費電力は中程度。長時間つけっぱなしにはやや不向き。
  • 加湿:最大約550mL/hで8〜15畳の部屋まで対応。
  • 給水:上から注ぐ or タンク着脱、両方対応で給水動線に合わせやすい。
  • 安全:非スチーム方式でやけどリスクはなし。
  • コスパ:実売1万円台後半〜2万円台で、機能と価格のバランスが良い。

このアイリスオーヤマのモデルは、「ハイブリッド式なのに安い」という初期費用を抑えたい方にとって非常に魅力的な1台です。上部給水でき、タンクも外せるので、リビング、ダイニングなど、給水動線が変わる場所に置いても柔軟に対応できます。レビューでは、「シンプルでインテリアの邪魔をしない」と、デザイン性も好評でした。

正直、この価格でこの機能は文句なしなのですが、「惜しい」の理由は、夜の静音性(30dB台)です。寝室で使うというユーザーレビューの中には、最小運転時でも「動作音が気になる」という声がいくつか見られました。もしリビング利用がメインならベストバイですが、寝室利用を最優先する方は、静音モードのスペックを必ずチェックしてから購入してくださいね!

スペック参照元:アイリスオーヤマ AHM-HU55A 製品ページ

赤ちゃん・安全性部門|やけどリスクを避けたい!静音&非加熱の安心モデル

第1位│パナソニック FE-KX05C(気化式)

合計 83/100

メンテ:20/25点 静音:18/20点 省エネ:14/15点 
加湿:12/15点 給水:6/10点 安全:5/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:フィルター清掃が中心。構造はシンプルだが定期的なお手入れが必要。
  • 静音:最小運転音は約22dB。寝室や赤ちゃんの隣でも気になりにくい静かさ。
  • 省エネ:消費電力は最小約5W前後。気化式ならではの低ランニングコスト。
  • 加湿:最大約500mL/hで、子供部屋〜中部屋にちょうど良い。
  • 給水:タンク容量は約4.2L。上部給水に非対応なので、設置場所によってはやや不便。
  • 安全:非加熱方式でやけどリスクがなく、赤ちゃんやペット環境でも安心。
  • コスパ:実売2万円台前半。安全性と省エネ性能を考えると十分に妥当。

▼ もう少し容量が多いタイプを希望する人は同ラインの「FE-KX07C」をオススメします♪

小さいお子さんがいるご家庭にとって、「やけどリスクゼロ(非加熱)」の安全性と、眠りを妨げない「静音性」は外せない選択肢ですよね。

そして、「ナノイー」が内部の加湿フィルターを清潔に保ってくれるため、非加熱式で心配されがちな雑菌・カビのリスクを低減! 清潔な蒸気を最小消費電力わずか5Wという安さで供給してくれる、究極の安心モデルなんです。

唯一の弱点は、上部給水ではないので、給水のたびに重いタンクを持ち運ぶ必要があること。そうは言っても、チョイ足しができない不便さ以上に電気代の安さと非加熱の安心感が得られるので、赤ちゃんがいるご家庭におすすめしたい1台です。

スペック参照元:パナソニック FE-KX05C 製品ページ

惜しかった│シャープ HV-T55(ハイブリッド)

合計 86/100

メンテ:22/25点 静音:17/20点 省エネ:12/15点 
加湿:13/15点 給水:10/10点 安全:4/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:どっちも給水対応で給水しやすく、タンクも広口で掃除がラク。
  • 静音:静音モード時は約23dB。就寝時でも十分許容できる。
  • 省エネ:エコ運転で約24Wと低め。毎日の長時間運用でも安心。
  • 加湿:最大550mL/hで中部屋まで幅広く対応。
  • 給水:上から注ぐ・タンク着脱の両対応で柔軟性が高い。
  • 安全:非スチーム方式でやけどリスクは低いが、チャイルドロックなどは非搭載。
  • コスパ:静音性・省エネ性・加湿力が揃って実売2万円台。総合力は随一。

総合部門で1位に推したこの機種ですが、安全性部門では僅差で2位となりました。その理由は、「温風気化」という加熱要素を持つハイブリッド式であるためです。非加熱の気化式と比べると、ごくわずかですが本体内部に熱を持つ瞬間があるため、安全性の純粋な評価では一歩譲る形になりました。

パナソニックもナノイーで衛生的ですが、シャープはハイブリッド方式で加湿が安定しやすいという明確な強みがあります。また、「フィルター自動洗浄機能」など独自のメンテナンス機能を備えているため、「非加熱の安心感」より「安定した加湿力とお手入れの手軽さ」を求める人には、おすすめのモデルです!

スペック参照元:シャープ HV-T55 製品ページ

リビング・大容量部門|広いLDKでもしっかり潤うハイパワーモデル

第1位:ダイニチ HD-LX1225(温風気化)

合計 89/100

メンテ:22/25点 静音:19/20点 省エネ:14/15点 
加湿:15/15点 給水:6/10点 安全:4/5点 コスパ:9/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:新搭載の「かんたんフィルタークリーナー」で清掃性が向上。
  • 静音:最小運転音は約13dB。広いリビングでも音が気にならない。
  • 省エネ:ecoモード時は低消費電力で維持運転可能。
  • 加湿:最大約1,200mL/hで20畳超のLDKも余裕。
  • 給水:大容量タンクで給水頻度は少ないが、上部給水には非対応。
  • 安全:非スチーム方式で安心。
  • コスパ:実売4~5万円台と安くはないが、性能を考えると大容量モデルとして十分に妥当。

広いリビングを快適にするには、「加湿力」と「静音性」の両立が非常に重要です。最大出力時でも図書館より静かという圧倒的な静音性は、20畳以上のLDKをメインにするなら、優位性の高い選択肢の1つ。この加湿力と静音性の高さが、ランキング1位の決め手となりました。

大容量機で最も重視すべきポイントは、「手間の少なさ」です。唯一、上部給水に非対応な点がデメリットですが、大容量(7.0L)で給水頻度自体が少なく抑えられますし、かんたんフィルタークリーナーという独自の清掃機能がメンテナンスの負担を軽減しています。

性能を優先するなら、この機種の手間は許容できるというのが、ももんぬの判断です。

スペック参照元:ダイニチ HD-LX1225 製品ページ

惜しかった│シャープ HV-T75(ハイブリッド)

合計 84/100

メンテ:22/25点 静音:18/20点 省エネ:10/15点 
加湿:14/15点 給水:10/10点 安全:4/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:どっちも給水対応。大容量でも扱いやすさが高い。
  • 静音:静音モード時は約23dB。テレビの音を邪魔しにくい。
  • 省エネ:強運転では消費電力が高めだが、エコモード時は約34Wと優秀。
  • 加湿:最大750mL/h。中〜大きめリビングにフィット。
  • 給水:約4.8Lの大容量タンクで、給水回数を減らせる。
  • 安全:非スチーム方式でやけどリスクが少ない。
  • コスパ:3万円前後。大容量ハイブリッド機としては妥当な価格帯。

このモデルは、最大750mL/hという加湿量で、「中〜大きめリビング」に対応できる実力機。大容量機で最も懸念される「給水の手間」に対して、どっちも給水(10点)で完璧に対応している点が強み。

毎日、重いタンクを持ち運ぶ労力を考えると、この給水時の利便性はダイニチよりも優位だと評価できます。

ダイニチとの選択で重要な視点は、「加湿パワー vs 日常の手軽さ」のどちらを優先するかです。広いLDK(20畳超)ならダイニチの1,200mL/hが推奨されますが、一般的な大きめのリビング(~18畳程度)ならこちらのモデルでも十分な加湿力があります。

静音性は23dBとダイニチには劣りますが、どっちも給水の手軽さを優先する方には、こちらのモデルのほうがおすすめです。

スペック参照元:シャープ HV-T75 製品ページ

卓上・小型部門|デスクや寝室にちょうどいいコンパクトモデル

第1位│レコルト UVハイブリッド式加湿器 RHF-1(ハイブリッド)

合計 81/100

メンテ:22/25点 静音:15/20点 省エネ:9/15点 
加湿:12/15点 給水:10/10点 安全:5/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:タンク着脱+上注ぎ両対応で給水ラク
  • 静音:静音モード約26dB、夜間も気になりにくい
  • 省エネ:95Wと高めだが自動運転で抑制可
  • 加湿:10畳対応、最大28時間連続運転でデスク〜中部屋までカバー
  • 給水:上部給水&タンク式の二刀流
  • 安全:UV除菌機能付きで清潔志向◎
  • コスパ:機能・デザイン両立で1万円以下

レコルトのこのモデルは、「清潔志向」と「卓上での使いやすさ」を両立させた点が特徴です。UV除菌機能や抗菌カートリッジを搭載していて、非加熱タイプで心配されがちな雑菌リスクを軽減しているのもポイント。加湿量(~10畳対応)も小型機としては十分と言えます。

おすすめしたいのは、デスク周りや寝室に置きたい人。給水は上から注ぐだけで済み、タンクの持ち運びが不要な点は非常に便利です。ただし、強運転時の消費電力(95W)は、小型機としてはやや高め。夜間の就寝時には、静音モード(26dB)で運用するなどの工夫をしてみて。

スペック参照元:レコルト製品ページ

惜しかった│Francfranc ルナ 超音波式加湿器(超音波)

合計 81/100

メンテ:21/25点 静音:16/20点 省エネ:14/15点 
加湿:8/15点 給水:9/10点 安全:5/5点 コスパ:8/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:コンパクトでタンク着脱が簡単
  • 静音:超音波式で動作音控えめ
  • 省エネ:消費電力12.5Wで省エネ性優秀
  • 加湿:70mL/hでデスクや寝室のピンポイント加湿向き
  • 給水:650mLタンクで9時間連続運転可
  • 安全:非加熱なので火傷リスクなし
  • コスパ:5千円前後でデザイン性も◎

このモデルの最大の魅力は、加湿器というより「癒やしのオブジェ」としてのデザイン性の高さです。超音波式なので動作音が控えめ(静音性16点)で、消費電力もわずか12.5Wと非常に省エネ。アロマ機能や照明機能もついているので、寝室でのリラックスタイムを重視する方には特におすすめです。

ただし、加湿量が70mL/hとピンポイント加湿向きです。部屋全体を一気に潤したいシチュエーションではレコルト(約200mL/h)に一歩劣ります。加湿よりも「インテリアと癒やし」に重きを置くかどうかで選ぶべきモデルが変わってきますよ。

スペック参照元:Francfranc公式

デザイン・インテリア部門|見た目もこだわりたい人に

第1位│BALMUDA Rain(気化式・タンクレス)

合計 87/100

メンテ:24/25点 静音:12/20点 省エネ:15/15点 
加湿:12/15点 給水:20/10点換算(上限補正) 安全:4/5点 コスパ:6/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:タンクレス上注ぎ構造で水入れ・掃除がラク
  • 静音:気化式なので運転音は控えめだが出力時は存在感あり
  • 省エネ:2〜23Wと省電力性能が高い
  • 加湿:150〜600mL/hで日常使用には十分
  • 給水:上から注ぐだけ、タンク交換不要の快適さ
  • 安全:非加熱方式で安心
  • コスパ:価格帯は高めだが唯一無二のデザイン価値あり

このBALMUDA Rainの評価が高い理由は、「美しいデザイン」と「加湿器としての使いやすさ」を高次元で両立している点です。特に、水差しを使わず、上から直接水を注げる独自の給水ボウルは、給水の手間という最大の欠点をデザインの魅力に変えた点でとっても画期的♪

さらに、気化式のため消費電力も最大23Wと非常に省エネです。ただし、気化式はフィルター清掃の手間が避けられません。メンテナンスの手間は必要ですが、デザイン性と利便性、そして省エネ性を重視する方は視野に入れたい1台です。

スペック参照元:BALMUDA 公式製品ページ

惜しかった│cado STEM 700i(HM-C700i・超音波)

合計 81/100

メンテ:22/25点 静音:11/20点 省エネ:11/15点 
加湿:15/15点 給水:18/10点換算(上限補正) 安全:4/5点 コスパ:6/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:改良された内部構造でお手入れしやすい
  • 静音:700mL/hの急速運転時は存在感あり
  • 省エネ:42W(急速)と出力相応の消費電力
  • 加湿:最大700mL/hのハイパワーで広い部屋も対応
  • 給水:上部給水対応で使い勝手◎
  • 安全:非加熱方式で安心
  • コスパ:高価格帯のデザイン家電
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スリムな筒形で存在感はまるでオブジェ。オシャレ度抜群の憧れアイテムです。デザイン性と加湿力(最大700mL/h)を兼ね備えた、超音波式の最上位モデルとして高評価。

特に優れているのが、超音波式で懸念されがちな「雑菌の繁殖」や「白い粉(ホワイトダスト)の飛散」という課題を、抗菌プレートとフィルターによってしっかりケアしている点です。

上部給水なので、給水の手間が非常に少なく便利です。ただし、36~44dBの運転音は、ダイニチのような気化・ハイブリッド式専用機と比べると、静音性を重視する寝室には少し不安だと判断しました。

デザインへの投資と引き換えに、広いリビングで「デザイン」と「手軽さ」を両立したい方に最適な選択肢です。

メンテナンス簡単部門|お手入れラクさで選びたい人に

第1位│象印 EE-FA50(STAN./スチーム式・フィルターレス)

※ 象印 EE-FA50 は、2025年9月1日に発売された商品のため、記事執筆時点(2025/9/27)はECサイトでの掲載が少ない状態。これから販売が拡大していくのを待ちたいですね♪

合計 82/100

メンテ:25/25点 静音:15/20点 省エネ:7/15点 
加湿:13/15点 給水:10/10点 安全:5/5点 コスパ:7/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:フィルターレス+広口容器で圧倒的にラク
  • 静音:加湿時は約25dB、湯沸かし時のみ存在感あり
  • 省エネ:加湿中410Wと電力は高め
  • 加湿:最大480mL/hで中部屋までカバー
  • 給水:容量4Lで給水回数少なめ
  • 安全:ロック・転倒湯もれ防止など万全
  • コスパ:本体価格は高めだが耐久性で補える

▼1つ前の型番「象印 EE-DA50」も参考にしてみてください♪

加湿器の掃除が面倒で続かないという方にとって、この象印 STAN.はまさに救世主です。フィルターレスで広口容器(ポット構造)というシンプルな構造で、掃除の手間が最小限に抑えられ、ここでのメンテナンス評価基準でも、文句なしの25点満点を獲得しました。スチーム式なので、煮沸による高い衛生力が得られる点も安心です。

ただし、スチーム式のため、消費電力は410Wと高め。電気代が他の方式よりかさむというデメリットはありますが、煮沸による高い衛生力と日々の手間が少ないというメリットは魅力です。

転倒漏れ防止やチャイルドロックなどの安全機能もついていて、気になる火傷リスクも軽減されています。とにかく手入れのラクさが最優先という人に、おすすめのモデルです♪

スペック参照元:象印 EE-FA50 製品ページ

惜しかった│±0 スチーム式加湿器 ZH220(スチーム)

合計 76/100

メンテ:23/25点 静音:10/20点 省エネ:5/15点 
加湿:13/15点 給水:15/10点換算(上限補正) 安全:5/5点 コスパ:5/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:フィルターレスで掃除負担が少ない
  • 静音:沸騰音は避けられない
  • 省エネ:スチームゆえ電力消費は大きい
  • 加湿:約360mL/hで小〜中部屋に対応
  • 給水:タンク容量2.4Lで扱いやすい
  • 安全:転倒湯もれ防止(特許)+安全ロック
  • コスパ:デザイン性と扱いやすさで根強い人気

この±0の加湿器は、「デザイン性」と「手間いらず」を両立したい方におすすめのモデルです。象印と同じスチーム式なのでフィルターレスで、沸騰による高い衛生力が得られます。転倒湯もれ防止機能(特許)など、スチーム式で懸念される安全性にもしっかり配慮されている点が評価できます。

ただし、象印と比べると、手入れのラクさでは一歩劣るとの判断から、メンテ部門で惜しくも2位となりました。スチーム式なので沸騰音は避けられませんが、デザイン性と安全装備の充実を重視しつつ、フィルター清掃を避けたいというニーズに、この±0はぴったりです。

スペック参照元:±0 公式製品ページ H220

オマケ枠(静音・省エネ特化モデル)

ランキング上位には入らなかったけれど、「とにかく静かに使いたい」「長時間つけっぱなしでも電気代を抑えたい」 というニーズにしっかり応えてくれるモデルを、オマケ枠として紹介しておきますね♪

静音No.1|ダイニチ HD-RXT724(温風気化式ハイブリッド)

合計 84/100

メンテ:22/25点 静音:20/20点 省エネ:12/15点 
加湿:14/15点 給水:10/10点 安全:4/5点 コスパ:2/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:タンク着脱式だが扱いやすい構造
  • 静音:最小13dBと“図書館より静か”レベル
  • 省エネ:消費電力はクラス平均的
  • 加湿:最大700mL/hで中〜大部屋にも対応
  • 給水:大容量タンクで給水頻度少なめ
  • 安全:非加熱方式で安心
  • コスパ:現行ではアウトレット中心でやや不利

ダイニチシリーズの13dBレンジはほんとに静か! 加湿器の「音」が気になる方のために作られたようなモデルです。最小運転音はわずか13dBと、業界トップクラスの静かさを誇り、静音性に20点満点がついたのは、他の追随を許さないダイニチ独自の技術力だと評価できます。

最小13dBはささやき声よりも静かで、運転していることを忘れるレベル。さらに5つの抗菌加工が施されており、眠っている間も清潔に加湿してくれます。寝室で「音に邪魔されずにぐっすり眠りたい」という人には最適なモデルです。

スペック参照元:ダイニチ公式製品ページ

省エネNo.1|パナソニック FE-KX05C(気化式)

合計 83/100

メンテ:20/25点 静音:18/20点 省エネ:15/15点 
加湿:12/15点 給水:6/10点 安全:5/5点 コスパ:7/10点

評価ポイント💡
  • メンテ:フィルター清掃は必要だがシンプル構造
  • 静音:約23dBの静音性で夜間も安心
  • 省エネ:最小消費電力わずか約5W、電気代に強い
  • 加湿:400mL/h前後で穏やかな加湿力
  • 給水:タンク容量小さめで頻度は多め
  • 安全:非加熱方式でやけどリスクなし
  • コスパ:初期価格はやや高いが、ランニングコストで優秀

最小消費電力はわずか5Wで、気化式ならではの圧倒的な低ランニングコストを実現した、“つけっぱなし派”には最強クラスの省エネモデル!この省エネ性能には、文句なしの15点満点がつきました。赤ちゃん部門で第1位に選ばれた静音・安全性に加えて、電気代の軽さも◎。長時間運用したい人にぴったりの機種です。

約23dBの静音性と非加熱方式で、寝室や赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使えます。ただし、気化式はハイブリッド式に比べて加湿に時間がかかることと、上部給水に非対応な点は事前に確認が必要です。初期費用はやや高いものの、長く使うほどランニングコストの低さが効いてくると、ももんぬは判断します。

スペック参照元:パナソニック FE-KX05C 製品ページ

ワンランク上を狙う人向け|プレミアム加湿器セレクション

「せっかく買うなら、少し高くても“長く使えて後悔しない1台”を選びたい…」という方のために、ランキングで登場したモデルの中から、プレミアム帯の3機種をピックアップしておきます♪

どれも本体価格はお高めですが、静音性・デザイン性・加湿力・メンテ性など、「毎日のストレスをどれだけ減らしてくれるか」という観点で見ると、十分に“投資する価値アリ”のモデルたちです。

「広いLDKを静かにうるおしたい」「インテリアになじむ1台がほしい」「デザイン家電としても楽しみたい」など、自分のこだわりに近いものがあればチェックしてみてくださいね〜。

広いLDKを静かにしっかり潤したいなら

「ダイニチ HD-LX1225(温風気化)」は、今回のラインナップの中でも「広いリビングをしっかり潤せるハイパワー」と「図書館レベルの静音性」を両立したプレミアム機です。

最大約1,200mL/hの加湿量で20畳超のLDKにも対応できるうえ、最小運転音は約13dBクラスと、とても静か。「リビングでテレビの音を邪魔してほしくない」「子どもが寝ている横でもそっと使いたい」 というご家庭には、多少価格が高くても検討する価値がある1台。

「パワー不足でもう1台買い直す…」という後悔を避けたい人や、リビング中心にしっかり加湿したい人には、プレミアム枠の本命候補です。

インテリアになじむ“置きっぱなし加湿器”がほしいなら

「BALMUDA Rain(バルミューダ レイン)」は、「家電っぽさをできるだけ消して、インテリアとしても楽しみたい」という方にぴったりの1台です〜。

ボウル型のタンクレス構造で、上からそのまま水を注げるデザインは、“給水の手間”をちょっとした楽しみに変えてくれるのが魅力。気化式なので消費電力も小さく、長時間つけっぱなしで使いたい人にも向いています。

正直、お値段はかなりプレミアムなポジションですが、リビングや寝室の雰囲気を大切にしながら、「毎日ちゃんと使い続けられるデザイン家電がほしい」という人には、有力な選択肢になると思います。

デザインと加湿力を両立させたいデザイン家電派なら

スリムな筒形デザインが印象的な「cado STEM 700i(HM-C700i)」は、「見た目のスタイリッシュさ」と「ハイパワーな加湿力」を両立させたデザイン家電寄りのモデルです。

最大約700mL/hの加湿量で広めのリビングにも対応できるうえ、上部給水に対応していて、“見た目はスッキリ・使い勝手はしっかり” というバランス感が魅力。超音波式のデメリットになりがちな衛生面も、抗菌プレートやフィルターなどでしっかりケアされています。

「せっかく加湿器を置くなら、インテリアの主役級になるような一台がいい」「デザインにも加湿力にも妥協したくない」という方は、候補に入れてみてくださいね〜。

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部門No.1加湿器を比較表でチェック

スクロールできます
項目\モデル【総合1位】
シャープ
HV-T55
【赤ちゃん1位)】
パナソニック
FE-KX05C
【大容量1位)】
ダイニチ
HD-LX1225
【卓上1位】
レコルト
RHF-1
【デザイン1位)】
BALMUDA
Rain
【メンテ1位】
象印
EE-FA50
加湿方式ハイブリッド気化式温風気化式超音波式気化式スチーム式
最大加湿量約550mL/h約400mL/h約1,200mL/h約200mL/h約600mL/h約480mL/h
適用畳数~15畳~14畳~33畳~6畳~17畳~13畳
最小運転音約23dB約23dB約13dB約25dB約28dB約25dB
消費電力128W / 24W13W / 5W460W / 11W約18W23W / 2W985W / 410W
タンク容量4.0L4.2L7.0L約0.8L本体一体型
約2〜3L相当
4.0L
給水方式どっちも給水タンク着脱タンク着脱上部給水上部給水上部給水
(ポット型)
フィルターありあり
清掃必要
交換不要
ありなしなしフィルターレス
サイズ
mm
272×220×455375×375×375405×390×405120×120×220350×350×374240×275×365
参考価格1~2万円台2万円台4万円台1万円以下4~5万円台2万円台

どの機種も魅力的ですが、スペックを並べて見ると、各機種の得意分野と弱点が明確になります。ご自身の「譲れないポイント」を改めて確認しながら、この比較表で最終候補を絞り込んでみてくださいね!

加湿器選びで重要なのは“上部給水・静音・省エネ”の3本柱!ももんぬがこの表から読み取った結論は、「欠点のない機種はない」ということです。

寝室ならパナソニック(FE-KX05C)の安全性と省エネを、リビングならダイニチ(HD-LX1225)の圧倒的パワーと静音性おすすめしたいところ。とにかくどこに置いても失敗したくないなら、総合力の高いシャープ HV-T55を選んでおけば間違いない、というのがももんぬ流の総評です。

購入前の再確認│後悔しないための最終チェックリスト

ゴールは「続けられる」+「部屋に合う」

ランキングの前に、どんな加湿器が自分に合っているのか、なんとなく思い描いておきましょう。スペックの細かな比較より先に、毎日ムリなく使い続けられるかと部屋の条件に合うかの2点に絞って考えるのがおすすめですよ。

①給水とお手入れは“自分の動線”で決める

  • 水を足すのはキッチン? それとも設置場所のそば?
    → その場で注げる上部給水や“どっちも給水”だと、夜でもサッと続けやすいですね。
  • 掃除に割ける時間はどのくらい?
    → 広口タンク・分解しやすい構造、フィルターの洗い/交換サイクルが現実的かをチェック。

②部屋の広さ×使い方で「加湿力」をざっくり合わせる

  • 8〜12畳の中部屋なら500〜600mL/hを目安、LDKなら700mL/h以上を検討しましょう。
  • 迷ったら一段上の出力を選ぶと、強運転に頼らず静かに保ちやすくて◎。

③使う時間帯で音のラインを決める

  • 就寝メイン→20dB台が理想、30dB前後でも距離と置き方でカバーできるかも。
  • “静音モード”や風量段階の細かさがあると夜が快適です。

④電気代は“方式+運転パターン”でコントロール

  • 長時間つけっぱなし中心なら、気化式やエコ/自動運転が安心。
  • リビングだけ一気に潤したい日は強め→その後は自動で維持のメリハリ運用で計画てきに省エネしましょう。

⑤置き場所の現実条件を先に決める

  • 床から少し高め/壁・窓・家電から離す/吹出口の前を塞がない
  • 窓際は結露リスクが高い場所です。湿気を含みやすい木製家具に直接ミストが当たらない位置を検討しましょう。
  • 給水動線が遠いなら、上から注げるモデルが結局いちばんラクです。

⑥家族構成と安全の相性を見る

  • 赤ちゃん・ペット環境は非加熱が安心。
  • スチーム式を選ぶなら、ロック/転倒湯もれ防止などの安全装備は要チェックです。
迷ったら“この3パターン”
  • 寝室メイン:気化 or 気化系ハイブリッド+静音モード+中出力(500〜600mL/h)
  • LDKしっかり:ハイブリッド大容量(700mL/h〜)+自動湿度+大きめタンク
  • 手入れ最優先:上部給水+広口、もしくはフィルターレス/取替トレイ系
買う前の最終チェック
  • 給水は自分の動線で続けられる?
  • 夜の音、許容できる?
  • 部屋の広さに出力は足りてる?
  • 置き場所で結露や家電へのミスト直撃は起きない?

「毎日のめんどくささ」が少ないのが正義ですっ!特に超音波式の「白い粉」やスチーム式の「電気代」といった方式固有のデメリットは、ランキングを見る前に許容できるか確認しておきたいところ。譲れないポイントを先に決めておくと、後悔しない運命の一台に出会えるチャンスも広がりますよ!

よくある質問(FAQ)

加湿量はどのくらいを目安にすればいい?

一般的には「1畳あたり約30〜40mL/h」が目安です。8〜12畳の寝室なら500〜600mL/h、中〜大リビングなら700mL/h以上が安心です。今回のランキングでは、シャープ HV-T55(550mL/h)が中部屋、ダイニチ HD-LX1225(1,200mL/h)がLDK向けの代表格です。
▶【シャープ HV-T55】【ダイニチ HD-LX1225】はこちら

夜間に静かに使える加湿器はどれ?

25dB以下が「静音」の目安です。気化式や気化系ハイブリッドは静音性が高く、パナソニック FE-KX05C(約23dB)やダイニチ HD-RXT724(最小13dB)が特におすすめです。
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掃除はどのくらい必要?

毎日タンクをすすぎ、週1回フィルターを軽く洗浄、月1回クエン酸でカルキ落としが推奨です。象印 EE-FA50 のようなフィルターレスモデルは「毎日すすぐだけ」で済むため、掃除負担を最小限にできます。
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空気清浄機一体型と加湿器単体、どっちがいい?

今回のランキングでは、すべて専用機を対象にしています。一体型は設置スペースが省けるメリットがありますが、加湿機能の自由度やパワーは専用機の方が優秀です。日常的に加湿を重視する方には単体機がおすすめです。
▶関連記事【加湿器の選び方完全ガイド|空気清浄機一体型加湿器は買うべき?

赤ちゃんやペットがいる環境で安心なタイプは?

非加熱(気化式・気化系ハイブリッド)が基本的に安心です。特にパナソニック FE-KX05C は「非加熱+静音+省エネ」で乳児環境に好相性です。スチーム式を使う場合は、象印 EE-FA50 のようにロックや転倒湯もれ防止機能があるかを必ず確認しましょう。
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まとめ|2025年の加湿器選びに向けて

最近の加湿器は「上部給水・静音・省エネ」がすっかり主流になっているようです。ご覧頂いた通り、現行モデルだけでも十分に選びごたえがありますが、新モデルに搭載される機能も気になるところですね。皆さんの生活に合った一台を見つけていただくお手伝いができていたら嬉しいです♪

最後までお付き合いくださりありがとうございました~。今回は、ももんぬ独自の評価基準に基づき、「長く使えて、後悔しない一台」を見つけることを目標にランキングを作成しました。

本体価格だけでなく、毎日の手間とランニングコストを考慮することが、加湿器選びで最も大切だと、ももんぬは改めて感じています。皆さんの生活に合った運命の一台を見つけていただくお手伝いができていたら、とても嬉しいです!

この記事を書いた人

自由気ままな猫たちに囲まれながら、子育てと仕事に明け暮れる主婦。

日々の暮らしの中で出会った小さなアイデアや「これいいな」と思えることを心のおもむくままに追いかけて、ゆるっとまとめていこうと思っています。

お目に止めてくださった皆様、温かい気持ちでお付き合いいただけましたら幸いです♪

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