秋服を出したら毛玉だらけ!?ニットやカーディガンの毛玉ケア【保存版】

秋服 毛玉ケア

どうも~、ももんぬです~。今日は「ニットやカーディガンの毛玉ケア」についてお話しますね~。

秋の衣替えでお気に入りのニットやカーディガンを出したら、毛玉ができててがっかり…なんてこと、ありますよね。せっかくの秋服も、毛玉があるだけでヨレっと見えてしまって気分も下がっちゃいます。

でも安心してください。ニットやカーディガンの毛玉ケアは、特別な技術がなくてもできるんです。電動毛玉取り器やセーター用ブラシなど、身近なアイテムを使うだけで見違えるほどきれいになりますし、ちょっとした工夫で毛玉を予防することもできます。

ももんぬも、毎年「やっちゃったなぁ」と毛玉に悩まされていたのですが、ケアのコツを知ってからは服の持ちがぐんと良くなりました。今回はその方法をわかりやすく紹介しますね。

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目次

なぜニットやカーディガンに毛玉ができるの?

大切にしていたニットやカーディガンに毛玉がついていると、「綺麗に着ていたのに、どうしてこんなにできちゃうの?」と思いますよね。実は毛玉は、繊維がこすれたり絡まったりすることで自然に発生する現象で、素材の性質上どうしても避けられない宿命のようなものなんです。

摩擦による毛羽立ち

毛玉の一番の原因は「摩擦」です。腕を振ったり、椅子に座ったり、バッグを肩にかけたり。私たちが無意識にしている日常動作の中で、生地同士や持ち物と擦れ合い、繊維が表面に飛び出してしまいます。そうして出てきた繊維が絡み合い、小さな毛羽立ちから毛玉へと成長していくんです。

特に脇の下や袖口、お腹まわりなど「よく動く場所」「机やカバンに当たりやすい場所」は摩擦が集中しやすく、同じ服でも毛玉が偏ってできてしまいます。

ももんぬも、バッグをよく掛ける右肩の方だけニットがボソボソになったことがあって、「え?左右で全然違うじゃん!」って驚いたことがあります。

静電気で繊維が絡まる

秋冬は空気が乾燥していて静電気が起きやすい季節。静電気は繊維同士を強く引き寄せるので、毛羽立った部分が一気に固まり、毛玉のきっかけになってしまいます。特にアクリルやポリエステルといった化学繊維は静電気を帯びやすく、毛玉の発生が加速しがち。しかも静電気が起きると、ホコリや花粉まで吸着して毛玉が余計に大きくなってしまうんです。

そう言えば、「なんか毛玉が黒ずんでる…?」とショックを受けたことがあったのですが、それはきっと、ホコリがくっついていたんですね。

素材による毛玉の出やすさ

どんな素材の服でも毛玉はできますが、できやすさには差があります。ウールやカシミヤなど毛足の長い天然素材は、ふんわりとした質感の分だけ毛羽立ちやすく、毛玉ができやすい代表格です。一方、アクリルなどの合成繊維は丈夫で軽いのが魅力ですが、繊維が細かく毛羽立ちやすいという弱点があります。

逆に、ポリエステルやナイロンなど強度のある素材は比較的毛玉ができにくいのですが、「混紡(ブレンド)」されている割合次第で毛玉の出やすさが変わります。つまり「素材表示タグ」を見ておくと、毛玉の出やすさをある程度予測できるんです。

ももんぬ、これを知ってから、新しく服を買うときに「毛玉になりにくいかな?」と素材チェックするようになりました。

使用頻度と毛玉の関係

「お気に入りでよく着る服ほど毛玉が増える」――これはよくあることです。着用回数が多ければ、それだけ擦れる回数も増え、毛玉の発生スピードが速くなるんです。

逆にあまり着ない服には毛玉が少ない傾向がありますが、だからといって油断は禁物。長くクローゼットに眠っている服は、繊維が乾燥して静電気を帯びやすくなり、意外と早く毛玉ができることもあります。

お気に入りで大事にしていたカーディガンほど毛玉ができやすくて、「なんで好きな服に限って…」と悲しくなったことがあります。愛用してる証拠とはいえ、気に入ってる服だからこそ毛玉が目立つと余計にショックなんですよね。

収納中にも毛玉はできる

意外ですが、圧縮袋やケースにギュッとしまうと繊維同士が擦れて、毛羽立ちや毛玉ができてしまうこともあります。
特に他の衣類と強く押し合っている部分は摩擦がかかりやすく、取り出したときに「あれ?しまう前はなかったのに」という毛玉が出てくることも。

特にプラスチック製のケースは静電気が溜まりやすく、繊維が余計に絡みやすい環境を作ってしまいます。収納方法を工夫することが、毛玉予防の第一歩になるというのはこういう訳なんです。

ここで知っておいてほしいのは、毛玉は「手入れが悪い」わけではなく、素材や環境による自然現象ということ。そう言われてももんぬもちょっとホッとしましたよ。次に紹介するケアでしっかりリカバリーしていきましょ~。

衣替えでやりたい!毛玉ケアの方法

秋服を出したときに毛玉を見つけると、気になりつつも「あとでやろう」とそのままにしてしまうこともありますよね。でも小さいうちにケアしておくと見た目がぐんと良くなり、その後のお手入れもラクになります。

ここからは、ニットやカーディガンの毛玉ケアにおすすめの方法を3つ紹介します。仕上がりのきれいさや手軽さなど、それぞれに特徴があるので、自分の生活スタイルに合った方法を取り入れるのがポイントです。

電動毛玉取り器で一気にキレイに

最も効率的で失敗が少ないのが、電動毛玉取り器です。スイッチを入れて軽くなでるだけで毛玉がスルスル取れて、短時間で服全体を整えられます。仕上がりも均一になりやすく、「全体をリセットしたい」ときに便利です。

最近の製品は、生地を傷めにくい保護カバーや、削った毛玉をそのまま吸引してくれるダストボックス付きなど、使いやすさが進化しています。サイズもコンパクトで扱いやすく、手軽に使える点も魅力です。

昔はハサミでチマチマやってたんですけど、電動を使ったら世界が変わりました(笑)。“もっと早く買えばよかった”って本気で思ったアイテムの1つです!

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セーター用ブラシでやさしく整える

毛玉がまだ小さい段階や、繊細なニットにはセーター用ブラシがおすすめ。ブラシで毛並みを揃えることで、毛玉の原因になる毛羽立ちを抑えられます。生地に優しいので、デリケート素材を長く楽しみたい人にはぴったりの方法です。

ブラシにはウール用やカシミヤ用など種類があり、毛の硬さによって仕上がりも違います。専用ブラシを選べば、毛玉ケアと普段のお手入れが同時にできて、お気に入りのニットを長く楽しめます。

出かける前にサッとブラシをかけるだけで全体がシャキッとして、同じニットでも“今日イケてる”って気分になれそうですよね♪

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T字カミソリやハサミは応急処置に

毛玉取り器やブラシが手元にないときは、T字カミソリや小さなハサミを使って取り除く方法もあります。カミソリは表面をなでるように削ると細かい毛玉を一気に落とせるし、ハサミは大きな毛玉を根本からカットするのに向いています。手軽にできるのが魅力。

ただし、どちらも生地を傷つけやすいのが最大のデメリット。力を入れすぎて繊維を一緒に削ってしまったり、ハサミで布地を切ってしまうリスクもあるので、あくまで応急処置として「ここだけ今すぐ何とかしたい」というときに限って使うのが安心です。普段のケアは、毛玉取り器や専用ブラシに任せるのがおすすめですね。

ハサミでカットしようとして“ついでに布までチョキッ”とやっちゃったことがあって…。応急処置には使えるけど、やっぱり専用の毛玉取り器の安心感には勝てないですね。

毛玉を防ぐためのちょっとした習慣

毛玉はできてから取ることも大事ですが、そもそも「できにくい環境」を整えるだけでずいぶん違ってきます。毎回きれいに取り除くのは手間なので、普段のちょっとした習慣で予防できたら助かりますよね。

ここでは、毎日のケアに加えて、衣替えのときに一緒に取り入れてほしい毛玉予防の工夫を紹介します。収納方法を少し工夫するだけで、お気に入りのニットやカーディガンを長くきれいに楽しめます。

着用後はブラッシングで毛並みを整える

毛玉を取るときにも活躍するブラシですが、実は予防にも効果的なんです。ニットやカーディガンは脱いだあとに軽くブラッシングしておくだけで毛羽立ちが落ち着き、毛玉ができにくくなります。

ブラシはウール用やカシミヤ用など素材に合ったものを使うと、生地を傷めにくく安心です。特別な手間をかけなくても、“ひと拭きの習慣”があるだけでシーズン終わりの見た目がぐんと変わりますよ。

ブラシをかけておくと、次に出したときの“ヨレ感”が全然違うんです。ほんの数秒でできるのに、長持ち度が変わるんですよ~

通気性のある収納ケースを選ぶ

衣替えのように長期でしまうときには、収納ケース選びも大切です。圧縮袋や密閉型のケースにギュッと詰めると、繊維同士が擦れて毛羽立ちやすくなります。プラスチック製ケースは静電気が溜まりやすいため、毛玉の原因になることも。

おすすめは通気性のある布製ケース。湿気がこもりにくく、繊維への負担も軽減されます。紙製ケースも通気性が高いので一時的な保管には便利ですが、湿気のこもりやすい場所では傷みやすいため、長期保管にはあまり向きません。

湿気の多い日本の気候だと、やっぱり通気性は大事だな〜って感じます。開けたときにフワッといい状態だと安心しますよね。

防虫剤と除湿剤を組み合わせて使う

毛玉の主な原因は摩擦や静電気ですが、収納環境が悪いと繊維が弱ってさらに毛羽立ちやすくなります。そこで役立つのが防虫剤と除湿剤。防虫剤は成分が下に流れるためケースの上に置き、除湿剤は下に置くのが基本です。

湿気をしっかり取ってあげると静電気が起きにくくなり、結果的に毛玉の予防にもつながります。正しく配置してセットで使うことで、虫食いやカビ対策と同時に毛玉の出にくい環境をつくることができます。

防虫剤と除湿剤は、一緒に使った方がやっぱり安心。虫除けと湿度管理をしっかりすることで収納環境が良くなるので、片方しか使っていなかったという人はぜひこの機会に両方使ってみてくださいね~

まとめ|毛玉ケアでお気に入りを長持ちさせよう

毛玉って避けられないものだけど、ちゃんとケアしておくだけでお気に入りのニットやカーディガンが長く着られるんですね~。丁寧にケアして見た目が整うことで気分も前向きになって、「よし、新たな季節も頑張るぞ!」って思えるようになることも♪

衣替えは服を入れ替えるだけの作業じゃなくて、次のシーズンを気持ちよく迎えるための準備。まずは、お気に入りのニットケアをちょっと習慣にするだけで、秋のおしゃれがもっと楽しくなりますよ。

この記事を書いた人

自由気ままな猫たちに囲まれながら、子育てと仕事に明け暮れる主婦。

日々の暮らしの中で出会った小さなアイデアや「これいいな」と思えることを心のおもむくままに追いかけて、ゆるっとまとめていこうと思っています。

お目に止めてくださった皆様、温かい気持ちでお付き合いいただけましたら幸いです♪

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