【印刷OK】大掃除の順番とやり方｜場所別チェックリスト＆時短テンプレート

どうも～、ももんぬです〜。今日は「大掃除の順番とやり方」についてお話します～。

年末が近づくと「そろそろ大掃除をしなきゃ」と思いつつ、どこから手をつけたらいいのか迷ってしまいますよね。掃除の順番を決めずに始めると、途中で疲れたり、やり残しが出たりすることも。

そこでこの記事では、大掃除の正しい順番とやり方をわかりやすく整理しました。キッチン・浴室などの場所別の進め方や、1日・3日・分散型のスケジュール例、さらに印刷・スマホ対応のチェックリストも無料でDLできます。

無理なく続けられる時短テクや、放置洗剤を使った“ながら掃除”のコツも紹介するので、今年こそ「途中で挫折しない大掃除」を叶えましょう。

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大掃除はどこから始める？順番と基本の考え方

いざ大掃除をしようと思っても、「どの部屋から片づければいいんだっけ？」と手が止まってしまうことってありますよね。何となく目についたところから始めてしまうと、行ったり来たりが増えて疲れてしまったり、「結局ここしか終わってない…」とモヤモヤが残る原因に。

そこで最初に決めておきたいのが、家全体の“進める順番”です。家の汚れは、基本的に「上から下へ」「奥から手前へ」と流れていくもの。この流れに沿って動くと、同じ作業でも二度手間が減り、自然と“片づいていく感覚”が生まれます。

順番を決めることは、ただ効率を上げるためだけではなく、「今日はここまでできた」と自分で区切りをつけやすくするための仕組みづくりでもあります。無理なく最後までたどり着くために、ここで一度“動き方の地図”を整えておきましょう。

効率的な掃除の順番（上→下・奥→手前の原則）

まず意識したいのは、「上から下へ」「奥から手前へ」というシンプルなルールです。この順番で進めると、落ちてきたホコリや汚れを後から一度でまとめて取ることができて、やり直しがぐっと少なくなります。

こうした流れは、一度この型を身につけてしまうと「どこからやる？」で迷わなくなるので、大掃除以外の普段の掃除にもそのまま活かせます。

道具と洗剤の準備ポイント（まとめ掃除の段取り）

もうひとつ、効率アップに大きく効いてくるのが「準備の仕方」です。掃除の途中で道具を取りに行く回数が多いほど、ペースが乱れて疲れやすくなります。おすすめは、エリア別の“ミニ掃除セット”をつくっておくこと。

このくらいざっくりでOKなので、「このカゴを持てばこのエリアは全部できる」という状態を作っておくと、とても動きやすくなります。カゴごとに中身を整えておけば、そのまま収納しておいてもごちゃついて見えにくく、シーズンごとの大掃除にもすぐ使い回せます。

失敗しない“やらないことリスト”の作り方

大掃除を最後までやり切るコツとして、実は「やること」だけでなく「やらないこと」も決めておくと効率があがります。途中で失速しやすいNG行動は、例えばこんな流れです。

身に覚えがあるという人もいるのではないでしょうか（笑）。どれも悪いことではないのですが、「大掃除の日に同時進行でやる」と、ほぼ確実に時間オーバーになります。その日の目標が「掃除を終わらせること」なら、整理・収納の大仕事は別日にまわしてしまった方が作業も早く終わり、満足度も高くなります。

事前にメモ帳やチェックリストの端に、「今日は“掃除だけ”、整理はしない」「アルバムは見ない」といった“やらない宣言”をしておくと、自分への合図になって気持ちがブレにくくなりますよ。

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スケジュールの立て方（1日型・3日型・分散型）

大掃除をしようと思っても、予定を立てないまま始めると、途中で気力も体力も切れてしまいがちです。“今日はここまで”という区切りを決めておくと、無理なく続けられて、終わったときの達成感も違ってきます。

大切なのは、「どれくらいの時間を使えるか」を軸にスケジュールを組むこと。1日で一気に終わらせたい人もいれば、数日に分けたい人、仕事や家事の合間に少しずつ進めたい人もいますよね。

ここでは、代表的な3つのタイプ別に、実際に組みやすいスケジュールを紹介していきます。自分のペースに合った方法を見つけて、“終わらせる大掃除”から“続けられる大掃除”へ変えていきましょう。

1日で終わらせる集中プラン（朝〜夜の流れ）

まとまった時間が取れるなら、「1日集中型」で一気に片づけてしまうのもおすすめです。大切なのは、体力のある午前中に“汚れが重い場所”を先に済ませること。午後に軽い作業を回すことで、集中力を保ったまま1日で完走できます。

ポイントは、完璧を目指さないこと。全部終わらなくても、「大きな山をひとつ越えた」感覚があれば十分。大掃除は“達成感の積み重ね”がいちばんのやる気スイッチになります。

3日で分ける現実的スケジュール（エリア別分担）

「1日では終わらないけど、週末で区切りをつけたい」という人におすすめなのが、3日分割プラン。時間を分けるだけで、体力の負担も少なく、途中で気持ちが切れることも減ります。

3日間に分けると、1日ごとに“達成のリズム”ができて、気持ちの切り替えが自然にできるのもメリット。特に家族で暮らしている場合は、「今日はリビング」「明日は水まわり」と声をかけ合うと一気に作業が進みますよね♪

2週間〜1ヶ月のゆる分散型（共働き・一人暮らし向け）

仕事や家事の合間に進めたい人、年末が忙しくてまとまった時間が取れない人には、“ゆる分散型”のスケジュールがぴったりです。1日にやるのは15〜30分だけ。「今日はキッチンの引き出し」「明日は窓1枚」と、できる範囲を決めて、無理なく続けるのがポイントです。

“ゆる分散型”は、時間がない人におすすめ。少しずつ進めることで、年末に「終わらない焦り」が減り、掃除そのものへの負担が減ります。特に一人暮らしや共働き家庭では、“完璧より継続”を合言葉にするのがコツです。

生活スタイル別のおすすめプラン表

ライフスタイルによって「取り組みやすいスケジュール」は少しずつ違います。大切なのは、完璧にやり切ることよりも“自分に合ったリズム”を見つけること。いくつかモデルとなるプランを例として挙げてみるので、無理なく続けられるペース見つけて自分に合った形にアレンジしていきましょう。

スタイル	おすすめの進め方	ポイント
在宅・主婦（主夫）	午前中の家事時間に少しずつ進める分散型が◎。1日1エリアを目安にすると継続しやすい。	朝のうちに換気＋片づけを済ませて、午後は軽めの仕上げに。家事の延長として習慣化しやすい。
共働き	週末に“2〜3時間ブロック”を作り、3日間で主要エリアを回すのがおすすめ。	1日目：水まわり、2日目：リビング・寝室、3日目：玄関・窓。夜は無理せず、朝のうちに軽く動くのがコツ。
一人暮らし	平日の夜15分＋週末2時間で1週間サイクルを回す。「1日1箇所」の小目標設定でOK。	使う場所が限られるため、汚れが軽いうちに“ながら掃除”で対応。タイマー掃除で集中力を保つと◎。
ファミリー	3日分割スケジュール＋家族分担制が最適。担当を決めてスタンプカード方式にすると楽しい。	子どもにはおもちゃ整理、パートナーには窓・玄関など“担当制”。ご褒美デーを設けるとモチベUP。

コツは、「できなかった日を気にしすぎない」こと。大掃除を特別なイベントにせず、「今日はここだけやる」と決めて進めていくと、終わらなかった罪悪感より「ここまで進んだ」という感覚が残ります。その感覚を積み重ねていく方が、結果的にモチベーションの維持につながり続けやすくなるんです。

場所別の掃除手順とコツ

大掃除の最大のコツは、“手をつける順番”を間違えないこと。時間や体力をかける場所ほど、先に終わらせておくと後がぐっとラクになります。基本は、「汚れの重い場所 → 面積の広い場所 → 最後に入口（玄関）」の流れ。この順番に沿って進めると、効率も達成感も両立しやすくなります。

ここでは、エリア別に作業のポイントを見ていきましょう。

キッチン・換気扇（油汚れは放置洗剤で先回し）

大掃除で最初に手をつけたいのがキッチン。油汚れは時間をかけるほど落としやすくなるので、最初に洗剤を吹きかけて“放置掃除”にしておくのがコツです。

1. 換気扇やフィルターにアルカリ系洗剤をスプレー
2. 五徳やトレーはぬるま湯と重曹でつけ置き
3. つけ置き中にシンクや冷蔵庫の外側を掃除

五徳などの金属パーツは、「お湯×重曹×15分放置」でほとんどのベタつきが落ちます。放置中にほかの場所を進めれば、時間のロスがありません。

浴室・洗面所（カビ・水垢の落とし方）

湿気が多く、汚れがつきやすい浴室は、洗う順番と温度がポイント。

1. 50℃程度のお湯で汚れをやわらげる
2. 天井→壁→床の順に洗剤を吹きかけ放置
3. つけ置き中に鏡や小物類を磨く

排水口は最後にブラシで仕上げを。洗面台はアルコール入りのウェットクロスで“ふき掃除＋除菌”を同時に済ませるとラクです。

リビング・寝室（ホコリ・照明・家電まわり）

生活の中心になるリビング・寝室は、“高い場所から低い場所へ”を意識して進めましょう。

1. カーテンを外して洗濯機へ
2. 天井・照明・棚上などのホコリをハンディモップで落とす
3. 家電まわり→棚→床の順に拭き掃除

床掃除の前に、モップやクイックルワイパーで“から拭き”しておくと、仕上げの掃除機がけがスムーズ。ラグはベランダで叩くだけでもOKです。

窓・ベランダ・玄関（天候で順番を変えるコツ）

直射日光があると洗剤がすぐ乾いて跡になりやすいため、外まわりは晴れの日より曇りの日が最適です。

• 窓：新聞紙での乾拭き＋スクイジー仕上げ
• ベランダ：掃き掃除→水拭きの順
• 玄関：靴を全部出してドア・たたきを拭き上げる

雨の前日など湿度が高い日は、ホコリが舞いにくく掃除がしやすいタイミング。季節や天気も味方につけながら進めてみましょう。

まとめてやるとラクな“放置ペア掃除”例（つけ置き中に別作業）

大掃除をスムーズに終わらせたいときは、“待ち時間を味方にする”のがコツ。

たとえば、

• 換気扇をつけ置き → その間に浴室のカビ取り
• 床の拭き掃除 → 洗濯機まわりの清掃を同時進行
• 窓の洗剤を放置 → ベランダの掃き掃除

こんなふうに「時間の重なり」を作ると、同じ作業量でも疲れにくくなります。放置している間に別の作業を進めるだけで、達成感も倍増します。

大掃除をラクにする時短テク＆便利アイデア

大掃除を最後まで進めるためには、「根性で頑張る」よりも、余計な動きや負担を減らす工夫をしておくことが大事です。正しい手順や順番を押さえたうえで、動き方・休憩の取り方・道具の使い方を工夫するだけで、かかる時間も疲労感も変わってきます。

ここでは、放置できる時間の使い方、体に負担をかけにくい姿勢、家の中を回りやすくする動線づくり、短時間で区切るコツなど、「限られた時間で効率よく終わらせるための工夫」をまとめました。自分に合いそうなやり方を見つけて、今年の大掃除でぜひ活用してみてください♪

放置洗剤・泡置きで同時進行するコツ

時短の第一歩は、「自分が動かない時間をつくること」です。洗剤や泡が汚れを浮かせてくれる時間を“作業の一部”として活用すれば、人の手を動かさなくても家の中がどんどん進んでいきます。

キッチンでは、五徳や換気扇にアルカリ性洗剤を吹きかけ、ラップで覆って10〜20分放置。その間にシンクや冷蔵庫の外側など軽いエリアを進めると、戻ってきた頃には汚れがやわらかくなっていて軽く拭くだけで落ちます。

浴室では、カビ取り剤や水垢用の泡スプレーを広くかけておき、別の場所の掃除や道具の片づけをしてから戻るのがコツ。“泡が働く時間”を上手に使うことで、腕力に頼らずラクに仕上がります。

泡が乾かないよう、必要に応じて再スプレーを。タイマーを使うと、放置しすぎや流し忘れを防げます。

疲れにくい掃除姿勢とエリア順の工夫

掃除は思っている以上に“運動”に近いもの。腰や肩が痛くなる人の多くは、姿勢のクセや動きの順番に原因があります。

床掃除は中腰を避け、柄の長いモップやワイパーを使って体を起こしたまま進める。浴室などの低い位置は、小さな椅子に座って「腕だけ動かす」姿勢に変えると楽になります。また、高い位置を拭くときは椅子よりも安定した脚立を選び、“届かせようと伸びる”より“近づく”動きを意識すると安全です。

1日の作業順もポイント。立ち作業が続いたあとは、座り作業の場所に移動するように組むと、同じ時間でも体の疲れ方が全く違ってきます。体を動かす「流れ」を決めておくことが、結果的に時短にもつながります。

掃除しやすい動線の作り方（片付け→掃除→整える）

家の中を何度も行き来するのは、思った以上に時間のロスになります。そこで意識したいのが、**「片づけ → 掃除 → 整える」**という3段階の動線づくり。

まず、その場所に関係のないものはまとめて別の場所へ避難。掃除するエリアを“シンプルな状態”にしてから、拭き掃除・床掃除を一気に行います。終わったら必要なものだけ戻し、整えながら完結。

この順序を決めておくと、「あれをどかして」「また戻して」といった往復がなくなります。掃除道具はカゴやワゴンにまとめ、エリアを移動するたびに“持って歩く”。一つの動線を意識するだけで、体の負担も時間のムダもぐっと減ります。

掃除が続くBGM／タイマー活用術

「やり始めるまでが億劫」という人ほど、リズムで動くのが向いています。人は“終わりが見える”と集中しやすくなるため、時間や音で区切りをつけると、作業が自然に進みます。

15分タイマーをセットして「この時間だけ集中」と決める。音楽を流して「このプレイリストが終わるまで」と区切る。このような“短い区切り”は、モチベーションを保つ心理的な仕掛けです。

短時間でも集中できるので、思った以上に多くの箇所が片づき、「終わった！」という達成感も残ります。掃除は一気にやるよりも、“小さな完了”を積み重ねたほうが長続きします。

参照元：東京ガス公式サイト、アイリスオーヤマ公式サイト

チェックリストテンプレートDL（PDF／スマホ版）

「何から始めればいいか分からない」を一気に解決してくれるのが、チェックリスト。あらかじめ順番と作業量を“見える化”しておくことで、やるべきことが整理され、「今日はここまで」と決めて動けるようになります。

ここでは、1日・3日・分散型などのスケジュール別リストをご用意。印刷派の人にも、スマホで見ながら進めたい人にも使いやすい形になっているので、大掃除のお供に活用していただけたら幸いです♪

1日・3日・分散型リスト（印刷PDF）

リストは「1日集中型」「3日分割型」「ゆる分散型（2週間〜）」の3種類。それぞれの生活スタイルに合わせて、無理なく完走できるように構成しています。

• 1日集中型
  週末1日で一気に終わらせたい人向け。家中を“ざっくりでも完了”させる現実的な順番です。集中力が続く6〜8時間の目安で構成しています
• 3日分割型
  「週末や休みをうまく使えば3日なら確保できそう」という人向け。1日あたり2〜3時間を目安に、ムリなく家全体を終わらせるための現実的なリストです。
• ゆる分散型
  共働き・子育て中など“まとまった時間が取れない人”向け。1日30分〜1時間で進めるリストです。

スマホで見ながら使えるチェックリスト画像

外出先やスキマ時間に進めたい人には、スマホで見られるチェックリスト画像もおすすめです。先程作成した「1日集中型」「3日分割型」「ゆる分散型（2週間〜）」の3種類構成。

スプレッドシート連携で進捗管理する方法

Googleスプレッドシートを使えば、「誰がどこを担当しているか」「終わった場所はどこか」を家族で共有できます。チェックボックスを使って進捗を記録したり、完了した日付を残して“次の掃除サイクル”に役立てたりと、使い方はいろいろ。スプレッドシートを連携することでリアルタイムで進捗を確認しながら作業できます。

リストを家族・パートナーと共有するコツ

せっかくリストを作っても、「誰がやるか」が曖昧だと進みません。おすすめは、役割を「得意なこと」「時間が取りやすい時間帯」で振り分けること。

たとえば、

• 換気扇や照明など高い場所は背の高い人
• 細かい整理や収納は丁寧なタイプ
• ベランダや玄関など外作業は、汚れを気にしない人

誰がどのリストを担当するかを見える化しながら話し合うことで、皆が状況を把握して、それぞれが主体的に掃除を進めていくことができるようになりますよ♪

FAQ（よくある質問）

まとめ｜無理せず最後までやり切るための大掃除ルール

大掃除をスムーズに進めるいちばんのポイントは、“見える形で進捗を管理すること”。リストで進行を見える化しつつ、放置時間をうまく組み込むことで、「時間も体力も使いすぎない大掃除」が現実的になります。

完璧に埋めることを目標にするのではなく、「できたところを残す」感覚で進めるのがコツ。チェックが増えるたびに達成感が積み上がって、最後まで自然に走り切れるはずです。リストを“やらなきゃ”のプレッシャーではなく、“進んだ証”として使っていきましょう。